昨日、2月3日は節分の日でした。
豆まきをしたり、恵方巻を食べた方も多かったのではないでしょうか。

「節分」の由来と『陰陽師』

節分は「季節の分け目」を意味します。つまり、四季(春・夏・秋・冬)の分かれ目・終わる日で、翌2月4日は立春。暦の上では春となります。昔は一年の始まりが立春だったので、節分は大晦日ということになります。
そして、季節の変わり目は邪気(鬼)が生じやすいため、平安時代の宮中では鬼を払う儀式として追儺や厄除け、邪気よけを行ったとされています。それが現在の節分の行事として定着しているようです。

私は高校生の頃、夢枕獏さんの小説『陰陽師』や岡野玲子さんの漫画『陰陽師』(夢枕獏さんが原作)が好きでよく読んでいました。高校2年生のときの女子ダンス発表会ではクラスで『陰陽師』を演目に選び、優勝したことを覚えています。漫画を回し読みしたりして、クラスでブームになっていたんですね。修学旅行は京都・奈良だったので、もちろん晴明神社に足を運びました。

その『陰陽師』の中で、大晦日に宮中で行われる追儺の様子が描かれていたと記憶しています。四ツ目のお面をつけて宮中を歩き回り、ドンっと踏みしめながら邪気を払うような感じでした。
そもそも、邪気とか鬼とかなんで発生するのよ、というところですが、なにかの変わり目や入り混じるところでは別の世界との境界が曖昧になり、向こうのものがこちらに出てきやすくなる、という考え方のようです。(ひどく曖昧な文章ですが。。)『陰陽師』では道が交差する「辻」でよく鬼と行き会っていましたし、大ヒットとなった『君の名は。』でも日が落ちて夜になるまでの曖昧な時間を「逢魔が時」「黄昏時」と先生が板書していました。『君の名は。』の場合は「黄昏時」=「片割れ時」の方が重要なキーワードとなっていますが、まさにその時間の間だけ主人公の2人はお互いの姿を確認できたわけです。

話が逸れてしまいましたが、節分の行事の背景にはこのような考え方があり、邪気や鬼を払って福を招くとされているんですね。
また、鬼が出てきやすい時間は夜。そのため、豆まきは夜に行いますし、恵方巻も夜に食べます。

さて、そんな節分の行事ですが、先日うそ替えに行った亀戸天神でも節分追儺祭が行われたので行ってきました。

亀戸天神で節分追儺祭(せつぶんついなさい)が行われました

開催時間:17時30分~18時30分
内容は、17時30分からご祈祷が始まり、その後で鬼が登場して神主と問答、豆まきが行われます。

会場は本殿前。こちらは開始寸前、17時半頃の様子。本殿前には柵が設置されています。ご祈祷に参加される氏子さんは本殿の中に集まっており、見学というか豆をもらいに集まった方々は外で待機しています。地元の小学生と思われる子供たちも多かったですね。
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ご祈祷は30分くらいかかったのかな?寒かったし、周りで子供が騒いでいるのとそれを叱りつける親の声で待っているのは結構ツラかったです・・・(;^ω^)
中から氏子さんたちがぞろぞろと出てきました。この方達が枡に入った豆まきの豆を持っています。
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ここでハッと気づいたのですが、豆をまく人は本殿に向かって右の方に流れています。私がいるのは左の方。これはちょっと失敗しましたね。。。

さて、氏子さんの後に神主さんが登場すると、太鼓橋の方から赤鬼と青鬼がやってきます。
棒を振り回し、子供を怖がらせながら進んできます。
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そして、神主さんの元へたどり着いた鬼たちは、問答を行います。
現代語調ではなかったため内容はよく分からなかったですが、鬼は「お前たちを食べてやる」的なことを言ったような。
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それに対して毅然とした態度の神主さんの掛け声で豆まきが始まり、鬼は退散します。鬼が退散すると、本殿の中央の場所も解放され、人が入り乱れながら豆に向かって手を伸ばします。
豆まきに使われた豆は大豆で、手のひらサイズぐらいの袋に入ったものとバラバラになった大豆がまかれていました。
私は鈍くさくて(笑)袋入りをまったくゲット出来なかったのですが、大豆をいくつかキャッチしましたよ!さらに、フードの中やカバンの中にも知らないうちに入っていました。貴重な福豆をいただけて感謝です。
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豆まきはあっという間に終わりました。
来年は立ち位置を変えて再挑戦するのと、ビニール袋を忘れずに持っていくようにしようと思います。

亀戸天神の梅まつりは本日2月4日から開催

亀戸天神は藤棚が有名ですが、天神様と言えば梅。今年2017年の梅まつりは本日2月4日(土)~3月5日(日)までです。

昨日、節分追儺祭の前に撮影した梅を掲載しておきます。
いくつか咲き始めていますが、見頃はもう少し先のようですね。
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